サーフボード用「ロゴ印刷」

2013.12.20 (金曜日) 10:01

 

 

あたりまえのようにサーフボードへラミネートされる「ディケールロゴ」ですが、一体どのようにして、どんな風につくられるのでしょうか・・・?

 

 

 

リアルペーパー印刷以外のロゴは、和紙に「スクリーン印刷」という手法で作成しております。デザインした部分が細かい網目となり、そこへインクを浸透させます。下記写真のように、新しいロゴを作るたびに製版します。

 

スプレーや樹脂カラーの上に乗せても、下の色が透けない理由は「白色印刷」によるものです。

 

綺麗に発色するためにも欠かせない工程のひとつでもあります。まずこの白色を1色目に印刷します。この白色だけは跡がつかないよう吊るしで乾かします。その上に、必要な色を重ね印刷して完成となります。インクジェット印刷ではこの白色が印刷できないため、リアルペーパーロゴの使用には制限をかけているのです。

 

2色目以降を印刷する際には「シルボン紙」という厚い和紙を乗せながら乾かします。これにより余分なインクを吸い取り、均一で綺麗な表面に仕上がるのです。また機械で自動に印刷するわけではありません。1枚1枚、職人さんによる手刷りで作業します。

 

 

ん~~~~、ディケールロゴって中々手間暇かかるんですね。

完成したディケールロゴは、1枚1枚、ラミネートマンによってサーフボードへと乗せていきます。