宮城県ボランティア Day1

2011.04.14 (木曜日) 18:17

4/9~10の金・土・日曜、被災地である「宮城県」にてボランティア活動に参加したきました。

初回メンバーは、ジャスティス社長南澤輝雄・川畑邦宏プロ・浦山哲也プロ・伊藤勝則プロの5人です。

情報収集が少なかったため、すべての飲食料とガソリンを準備し、東北道のガタガタ道をゆっくりと走り、宿泊用キャンピングカーで現地へ向かいました。前日の宮城県沖地震の影響で通行止め区間もありましたが、第一目的地である「亘理町」へは無事到着。心配していた「ガソリンスタンド」も、東北道 国見ICまではすべて営業しているため、しっかりと準備OK。

高速をおりてみると・・・コンビニもスーパーも飲食店もガソリンスタンドも、ほとんが営業を再開しており、ボランティアに参加する私達にとってはとても安心出来る環境が整っていました。一部の報道を聞いているだけでは「どこも営業していない」ような先入観をもってしまいますが、ここ「宮城県 亘理町」は沿岸部から離れていれば平気です。現地にはボランティア専用の駐車場が用意され、私達は自炊にて夕食を早めに済まし、キャンピングカーに5人で就寝。

その翌朝、ジャスティスディーラーさんである宮城荒浜「リアルサーフ 残間さん」と合流しました。

スコップやらバケツやら、ほとんどの器具が用意されている亘理町ボランティアセンター。女性の参加者や1人での参加者も多く見られました。初めて参加する私達は受付にてボランティア保険に入り、待合所で待機。マッチング代表の方の呼びかけで本日のボランティア内容が発表され、私達は残間さんの指示の元、荒浜エリアの民家へお手伝いに行くことになりました。

「差が激しすぎる・・・」

まずはそう感じました。津波の被害が無いエリアと壊滅エリアとの差・・・酷すぎます。

実際に現地で見る光景はすさまじいものがあり、自然界の計り知れない力を感じました。

私達6人は依頼された荒浜エリアのお宅へと向かい、ご主人の指示に従いながら作業を進めました。

築5年の新しい家の1階が津波による被害で全滅・・・被災で疲れ果てたご夫妻では進まない作業・・・

大人6人で夕方までかけてなんとか1階部分が終了という、この長い地道な作業・・・

帰りには「ありがとうございます!」と声をかけて頂き、「また来ます!」と返事しました。

そして「リアルサーフ」がある荒浜ポイントへ行き、更に悲惨な現状を目の当たりにしました。

お店は跡形も無く、入り口付近は液状化により陥没。周りの民家やお店もすべてありませんでした。

1日を終え、キャンピングカーで残間さん宅へとお邪魔させて頂き、ご家族に当時のお話を聞かせて頂きました。

「地震直後、一度荒浜でサーフしている人がいないか確認し、すぐに高台へ避難したんだよ」

「15分後くらいには津波が来ていたよ」

「このエリアは2週間もの間、水が出なかったよ」

「初日は5時間並んで給水してもらったのよ」

「スーパーも3時間並んでやっと買えたよ」

「当分の間、皆で逃げれる格好で寝ていたよ」

「早く学校に戻り、部活をやりたい」

そして最後に、「まぁ、こうして家族と一緒にずっと過ごすことも少なかったから、それは良かった」と・・・

とても元気で笑顔いっぱいで話をしてくれていた残間さんから、私達はたくさんの勇気と元気をいただきました。

やれることがまだまだ沢山あります。

人手が全く足りていません。個人個人のボランティアが足りていません。

まだまだ多くの現地の方々が個人ボランティア必要としています。

物資は避難所へ!!! ボランティア活動は現場一軒一軒へ!!! 私はそう感じました。

早速次回ボランティア活動参加の予定を計画したいと思います。