宮城県ボランティア Day2

2011.04.15 (金曜日) 11:52

4/9~10の金・土・日曜、被災地である「宮城県」にてボランティア活動に参加したきました。
初回メンバーは、ジャスティス社長南澤輝雄・川畑邦宏プロ・浦山哲也プロ・伊藤勝則プロの5人です。

2日目の朝は仙台多賀城にあるジャスティスディーラー「オーストリッチ菊田さん」と合流し、七ヶ浜・菖蒲田浜清掃へ向かいました。同じエリアの「マティーズ星さん」とも現地で合流し、色々と今の心境を話して頂ました。

荒浜のリアルサーフさんと同じく、この2店舗も津波によりお店は壊滅・・・

道中、海岸へ近づくにつれ私達の目に飛び込んできた光景は「ここは戦場か??」と思うほどでした。

地元サーファーの方々を先頭に、茨城・東京・千葉などからも沢山のサーファー仲間が揃い、総勢100人を越えるメンバーで海岸の瓦礫撤去。サーフィンライフスタッフも来ていました。

そんな中、つい先日から宮城へ下りてきた自衛隊の方々が、ようやく捜索を開始したようで・・・

さらに北のエリアが壊滅状態のため、このエリアは手付かずだったようで・・・

震災当日から一ヶ月経ちますが・・・優先順位、これが現実なんですね。

それでも今回参加された地元の方々は皆笑顔!!声を掛け合い励まし合いながら二時間かけ、あれほどあった瓦礫はキレイに運び出され、新しい一歩をスタートすることが出来ました。皆さん本当にお疲れ様でした。何か私達にできることがあれば、またご協力させてください。

帰りがけ、そこで出会った、すぐそこに住むお婆さんからお話を聞かせて頂きました・・・

「自宅2階はなんとか生きているけど、1階はすべて流されてしまったよ。第一波が治まった頃、お爺さんと一緒に荷物を取りに一度家へ戻ったの。そうこうしているうちに第二波がすぐそこに!!! 急げ~とお爺さんに言われ、取るものも取れずに車で坂を逃げ上ったわ。危なかった・・・。私達の居る避難所は、食料もあり、イイ環境だと思うから助かっています。昨日も震度6強が来たけど、それでも生まれ育った町だから、他へ引越すつもりはないわ。わざわざ千葉からボランティアに来てくださって、本当にご苦労様。」

元気な笑顔で、とても生き生きとしている姿に、逆に元気と勇気をもらうことができました。

マティーズ 星さんからの熱いコメント・・・

「俺達でここのサーフシーンを復活させていくから、被災地以外のサーファー達は今まで以上に盛り上がってくれ!!! いっぱいサーフィンして元気になってくれ!!! このエリアが再スタートするときに弱ってないでくれよ!!!」

オーストリッチ 菊田さんからの熱いコメント・・・

「海沿いに住むサーファーは、沢山サーフィン出来るという利点だけでなく、常に今回のような高いリスクも隣り合わせ。明日は我が身だと思って、自分の身は自分で守って下さい!!!」